幕末軍艦140艦データベースアプリ

About 幕末軍艦140艦データベースアプリ Android App

【アプリの概要】


幕末の戊辰戦争時代に活躍した

各藩の軍艦総勢140艦の詳細データアプリです。

帆船から汽船へと移る変換機に

どのような軍艦が活躍していたのでしょうか？

いち早く国産の黒船建造を試みた藩もあります。

坂本竜馬率いる海援隊が所有していた軍艦や

あの高杉晋作が幕府海軍と死闘を繰り広げた

軍艦なども登場します。

新撰組の生き残りや土方歳三にゆかりある

軍艦も登場します。

写真が残っている軍艦のデータには写真も表示


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時は幕末

ペリー提督率いる黒船の来航により、

当時の江戸幕府は大混乱に陥りました。

幕府はそれまで各藩に禁止させていた

大型船の建造を許可します。

これに伴い「薩摩」「肥前」「土佐」「長州」を

はじめとする雄藩は軍艦の購入や蒸気船の建造を開始。

瞬く間に大型帆船や軍艦が増えていきました。

薩摩藩、長州藩はこれらの軍艦や洋式武器を背景に

ついに討幕戦争を開始、

ここに日本初の近代的な海戦が勃発します。

「阿波沖海戦」「宮古湾海戦」「函館湾海戦」など

幕末に活躍した140艦もの輸送船や軍艦の

データを一つのアプリに凝縮しました。


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【アプリの詳細】
　

幕末期に存在した各藩の軍艦や輸送船など140艦を

完全データ化した幕末軍艦データアプリです。


徳川幕府や開明的な諸藩や、坂本竜馬率いる海援隊に

至るまでの軍艦のデータを閲覧することが出来ます。


貴重な写真が残っている軍艦を含め

「高杉 晋作」「坂本 竜馬」「土方 歳三」など　

大物が乗船した船も閲覧可能です。



あの「海援隊」が所有していた

輸送船や軍艦も登場します。

　
【詳細データの内容】

　・軍艦名
　・所属藩
　・藩主
　・船種
　・機関
　・材質
　・馬力
　・備砲
　・説明文

　※写真がない軍艦はこちらで用意した幕末に関連のある
　　海戦や船を表示致します。

　また、戊辰戦争時に発生した以下の海戦について掲載しております。

　・阿波沖海戦
　・宮古湾海戦
　・函館湾海戦


【幕末海戦記】


■阿波沖海戦

鳥羽・伏見の戦いが開始された1月3日、薩摩藩軍艦春日丸、同藩運送船翔凰丸、
平運丸が兵庫港に停泊し、鹿児島への帰帆準備を進めていた。一方、榎本武揚
率いる旧幕府海軍の開陽丸は、大阪湾に停泊して海上より鳥羽・伏見の戦いを
見守っていた。

1月4日早朝、平運丸は明石海峡に、春日丸と翔凰丸は紀淡海峡に向けて出港した。
これを開陽丸が発見、停船命令として空砲を撃つが無視したため、すぐさま臨戦
態勢に入る。開陽丸は春日丸と翔凰丸を追撃し、敵艦に計25発の砲撃を加え、応
戦した春日丸は計18発の砲撃を開陽丸に向けて放ったが、どちらも大きな損害
には至らなかった。

春日丸は、帰還が目的であったため戦闘を継続せず、開陽丸よりも速力が高かっ
たので鹿児島へ無事逃げのびた。途中機関が故障したため由岐浦の岸に乗り上げ
た翔凰丸は拿捕される事を恐れて自焼した。


■宮古湾海戦

海上戦力で新政府軍に対して劣勢に立たされていた
旧幕府軍は、新政府軍の主力艦である甲鉄への斬り込みによってこれを奪取
する作戦を決行したが、失敗に終わった。

これはアボルダージュ（フランス語・Abordage、英語・Boarding）と呼ばれる
いわゆる接舷攻撃で、敵艦に乗り込みこれを奪い取るという近代以降では世界
でも数少ない戦闘事例である。

当初は、「回天丸」「高雄丸」「蟠龍丸」の三艦で行う作戦だったが、まず速力の
遅い高雄丸が遅れ、蟠龍丸は機関の故障で参戦出来なかった。結局、回天丸のみで
作戦を決行したが作戦は失敗し、さらに速力の遅い高雄丸は新政府軍に拿捕されて
しまった。蟠龍丸は機関の故障が治り自力で脱出して危機を脱した。

ちなみに、この宮古湾海戦には回天丸に乗り込んだ土方歳三も参戦している。


■五稜郭函館湾海戦

箱館政権の艦隊は回天丸を中心に、蟠竜丸、千代田形丸の3隻の軍艦から
成っていた。

それに対し新政府軍は、甲鉄艦を旗艦として、朝陽丸、春日丸、陽春丸、
延年丸、丁卯丸の6隻の軍艦から成り、艦砲射撃で陸上の要塞を破壊して
陸上部隊の上陸を支援する事を主任務としていた。

6月10日（旧暦4月30日）に千代田形丸が新政府側に拿捕され、箱館政権の
軍艦は回天丸と蟠竜丸だけになる。両艦とも数多くの命中弾を受けながら
よく戦ったが、6月16日（旧暦5月7日）に回天の機関部が損傷し、弁天台
場付近で意図的に座礁させ、浮遊砲台的に利用されるようになる。

6月20日（旧暦5月11日）の箱館総攻撃の折には、蟠竜丸が新政府軍の朝陽丸
の弾薬庫に砲弾を命中させ、朝陽丸は爆発轟沈。これによって箱館政権軍の
士気を大いに高めるが、程なく蟠竜丸も浅瀬に乗り上げて座礁してしまう。

これにより制海権は完全に新政府軍のものとなり
この少し後に蝦夷共和国（徳川脱走軍）は降伏し
戊辰戦争は終結するのです。


【注意事項】

　写真・船図・錦絵が残っていない軍艦は
　こちらで用意した幕末に纏わる写真を表示しております。

　写真（船図・スケッチ）付きの軍艦には、軍艦一覧リスト上でカメラのアイコン
　が表示されています。

　古い写真やスケッチが多く、画像が小さい軍艦や輸送船もございますが何卒
　ご了承ください。